世界的ベストセラーとなっている、アルネ・ヤコブセンの代表作
デンマークデザインの巨匠 Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)が1955年に発表した「Seven Chair(セブンチェア)」。ヤコブセンの代表作のひとつであり、ミッドセンチュリーデザインの名作チェアです。1952年に発表した「Ant Chair(アントチェア/アリンコチェア)」の後継として発表されて以来、現在までに全世界で700万台以上販売されており、“セブンチェアを超える椅子は未だに存在しない”と言われるほど、世界的ベストセラーとなっています。
セブンチェアの最大の魅力は、緩やかな曲線を描く美しいフォルムと、身体を優しく包み込む座り心地。独特なフォルムは、眺める角度によって様々な表情をのぞかせます。また、背もたれの適度なしなりと、座面のカーブがその座り心地を実現しており、長時間座っても疲れにくい仕様になっています。
座面は7枚の薄板と2枚の仕上げ板の9枚の積層合板で構成されています。外側を仕上げ板で挟み、3枚目を横目、中央は縦目使いにして、これらを圧着するという高度な技術を要します。フリッツ・ハンセンの高い技術力によって、美しさと座り心地の良さを兼ね備えたセブンチェアが生まれるのです。
こちらのナチュラルウッド仕上げは、木材そのものの素材感を生かし、木目の仕上げ板を貼って仕上げています。20年、30年とお使いになるうちに木の特性を生かした経年変化を楽しんでいただける仕上げ方法です。バリエーションは、全部で10種類。明るい木目の「ビーチ」から深いブラウン色の「フルダークステインドオーク」までご用意しています。木目の風合いもそれぞれ異なりますので、お気に入りを見つけてください。