光の当たり具合によって多彩な表情を見せる、ジョージ・ネルソンの時計
ミッドセンチュリーモダンを代表するデザイナーGeorge Nelson(ジョージ・ネルソン)。 個性的な時計を数多くデザインしており、その中でも「クロックシリーズ」は世界的に評価が高い作品です。既成概念に捉われないその高いデザイン性は、誕生から半世紀経った今でも色褪せることなく私たちを魅了し続けています。
こちらは、1947年にデザインされた「Asterisk Clock(アスタリスククロック)」。古代ギリシャ語で「小さな星」を意味します。2019年には既存のブラックに加え、真鍮仕上げのブラスが新たなカラーとして加わりました。
時間と共に変化する影の美しいシルエットも、ネルソンにより緻密に設計されたクロックシリーズのデザインです。光が当たる角度や環境に応じて変化する表情を眺めるのも、この時計ならではの楽しみ方の一つと言っていいかもしれません。その佇まいは壁に飾るオブジェのようなイメージで、置くだけで空間の雰囲気を一変させる、ネルソン独特の世界観を醸し出しています。
中央から放射線状に広がる時を刻む針とインデックスだけのシンプルなフォルム。ネルソンデザイン独特の世界観を生み出しています。まさに時間の流れまでもデザインに組み込んだと言えるでしょう。また時間の見やすさにも配慮されており視認性にも優れた逸品です。