直線的なフォルムが美しい、「グレネード」と呼ばれる照明
建築家でありデザイナーのAlvar Aalto(アルヴァ・アアルト)が、1952年にデザインした「A110 PENDANT LAMP(ペンダントランプ)」。こちらは、アアルトが設計したフィンランド国民年金協会に導入するために手掛けたもので、その形状から「HAND GRENADE(グレネード/手榴弾)」と呼ばれています。少し物騒に感じる愛称ですが、アアルト自身が設計したTEKビルや、セイナッツァロ役場の会議室でも使用されるなど、Artek(アルテック)社の代表的な照明のひとつとして人気の高いペンダントランプです。
2つのスリムな筒型シリンダーが組み合わさった、直線的でシンプルなデザイン。下方を照らすだけでなく、穴の開いた真鍮のリングから漏れた光が輪のように拡散し、柔らかく温かな空間を演出してくれます。さらに、シェードの隙間から漏れる光は上方向へ。ひとつ明かりを灯すだけで、空間全体を穏やかな雰囲気にしてくれます。消灯時にもその特徴的なフォルムは際立ち、空間のアクセントとしても目を楽しませてくれます。
無駄な装飾のないデザインは、プライベートな空間はもちろん、オフィスなど様々なシーンで幅広く使っていただけます。空間のアクセントとして1灯使用したり、ダイニングに3、4灯並べて設置するのもおすすめです。バリエーションは「ブラック」と「ホワイト」の2種類。設置する空間や好みに合わせてお選びください。