イームズ夫妻が手掛ける、愛らしい小ぶりな象のオブジェ
1960〜70年代のモダンデザインのパイオニアとして活躍し、後世に多大な影響を与えたチャールズ&レイ・イームズが、子供たちのためにデザインした象のオブジェ「Eames Elephant(イームズ エレファント)」。こちらはそのイームズ・エレファントのスモールタイプになります。
1940年代初頭より、チャールズとレイ・イームズは3次元成型の研究し、プライウッドによる立体造形の技術を開発。さらに磨き上げ、イスやテーブルなどの家具とともにゾウやクマ、ウマなどのプライウッド製の動物作品を発表します。しかし、象のオブジェの滑らかな曲線を表現するのは当時の技術では難しく、試作に留まり量産されることはありませんでした。試作品は、当時14歳だったチャールズの娘Lucia Eamesに与えられ、その後ニューヨークの近代美術館に展示されることになりました。
そして2007年、チャールズ・イームズ生誕100周年を記念して、数量限定で生産された後、現在はVitra(ヴィトラ)より、素材をポリプロピレンに変更して製造されています。耐久性と耐水性に優れたポリプロピレンを素材に使用したことで、屋外での使用も可能になりました。さらにカラー展開を豊富にすることができるようになったため、好みの色を選ぶ楽しみがあります。
大きな耳に小さな目元、愛嬌たっぷりの表情を持ったイームズ・エレファント スモールは、子供用おもちゃや子供部屋、リビングのオブジェとして喜ばれるはず。デザイン愛好家の棚を美しく彩るコレクターアイテムとしてご利用いただける一品です。