ハンス・J・ウェグナーによる、無垢材とスチールを組み合わせたチェア
「CH88T」は、1955年のヘルシンボリ国際博覧会(H55) に出展するために、Hans. J. Wegner(ハンス.J.ウェグナー)デザインされた「CH88P」の座面を板座にしたモデルです。
H55とは、HELSINGBORG(ヘルシンボリ)の「H」と1955年の「55」を組み合わせたもので、1955年6月10日から8月28日の期間に、スウェーデンのヘルシンボリで開催された「現代の人間環境」をテーマにした国際博覧会です。
当時はプロトタイプのみの製造でしたが、2014年にウェグナー生誕100周年を記念して復刻されました。無垢の笠木に、異素材のスチール脚を組み合わせたデザインは、職人の手に任せる作業が多く、当時は量産に向いていなかったようです。
笠木がアームの役割を担うデザインは、ウェグナーの椅子によく見られますが、脚の素材にスチールを採用している点が他の椅子と大きく異なっています。スチール脚にすることにより、軽量かつ丈夫に、そしてスタッキングを可能にしました。笠木の先端がツノのようになっていますので、肘をかけたり、鞄をかけたりすることができ、カフェやレストランなどでも使用されています。
笠木とスチール脚の素材が選べるようになっており、お好みの組合せでご注文いただけます。
「黒塗装」仕様変更のお知らせ
「黒塗装」につきまして、2023年1月よりソフトカラー塗装に仕様変更となりました。艶ありブラックからマットなブラックになっておりますので、予めご確認の上ご注文ください。
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