70年以上作り続けられている、モーエンセンの代表作
デンマークの家具デザイナーBorge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)が1947年に発表した「J39 Shaker Chair(シェーカーチェア)」。別名“ピープルズチェア=みんなの椅子”と呼ばれるほど、デンマークでベストセラーとなっており、発表されて以来一度も生産を中止することなく作り続けられています。モーエンセンの代表作といえる椅子です。
愛称の“シェーカーチェア”とは、18〜19世紀頃、シェーカー教徒が作っていた椅子のこと。このJ39は、シェーカーチェアがモチーフになっています。
J39が生まれるきっかけは、モーエンセンがデンマーク生活協同組合(FDB)の家具デザイナーとして活躍していた頃に、一般庶民のための椅子のデザインを依頼されたことでした。良質かつ誰でも購入できるリーズナブルさ、そしてシンプルで主張しすぎないフォルム…そんなコンセプトのもと、約5年もの時間を費やし、J39は誕生しました。当時流行していた輸入素材を使わず、豊富に取ることができるビーチ材やオーク材を使用。さらに直線的な木材を使用することで加工の手間を省きコストカットを行うことで、手に届きやすいリーズナブルな価格帯を実現しました。
座面はペーパーコードで丁寧に編まれており、適度にしなり身体を受け止めてくれます。直線的な後ろ脚とカーブを描く背もたれによって、よりかかると背筋が真っ直ぐになり、しっかりフィットします。シャープでシンプルなデザインは、どんな椅子やテーブルと組み合わせてもしっくり馴染みます。
70年以上作り続けられている、モーエンセンの名作。その魅力をご自宅で是非体感してください。
木製家具に関しまして
こちらの家具は、天然木材を使用しておりますので、木目に個体差がございます。
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脚のカットに関しまして
脚のカットは1cm単位でご指定いただけます。項目選択よりお選びください。また、3cm以上のカットを希望される場合は【備考】に希望のカットサイズをご記入ください。
※ 脚のカットが必要な場合、通常よりも納期にお時間をいただくこととなります。予めご了承の上、ご注文下さい。