無駄をそぎ落とした、シンプルなデザイン

家具デザイナーの Hans J. Wegner（ハンス J. ウェグナー）が1965年に発表した「CH46」と「CH47」。1800年代におけるアメリカのシェーカー家具からの影響が感じられるデザインです。背もたれが緩やかに傾斜しており、ゆったりと座ることができます。美しい外見もさることながら、コンパクトかつ軽量で扱いやすいことから、エントランス、ダイニングルーム、待合室、そして会議室に至るまで幅広く使用することができます。

座面は、紙を縒って作ったペーパーコードを職人の手によって手作業で編みこんで作られています。程よく沈み、快適な座り心地でありながら、耐久性にも優れています。年月の経過と共に木肌の表情や座面の色味に深みが増し、味わい深いものになっていきます。持ち主の歴史とともに生き、引き継がれていく椅子です。