絶妙なバランスの“スーパー楕円”のアイディアから生まれた照明
デンマークの数学者でありデザイナーのPIET HEIN(ピート・ハイン)が手掛けた照明「SUPEREGG(スーパーエッグ)」。絶妙に丸みを帯びたフォルムは、1959年にピート・ハイン自身が手掛けたストックホルム広場にあるラウンドアバウト(環状交差点)からインスピレーションを得ています。
ストックホルム市は町の中心部にあるラウンドアバウトの形状を考えていました。しかし、「丸」ではスペースを無駄に使い、「楕円」では幅が狭すぎてしまう。その計画は難航していました。そこでピート・ヘインに相談したところ、提案されたのがこの「スーパー楕円」。正方形とも楕円ともとれる絶妙なバランスの形状によって、ストックホルム市の交通問題の解決につながりました。
この「スーパー楕円」のアイディアから、こちらのSUPEREGGやBruno Mathsson(ブルーノ・マテソン)と共にデザインした“スーパー楕円テーブル”の誕生に繋がっています。
主張しすぎないシンプルなデザインは、自宅のダイニングやリビングはもちろん、オフィスやカフェ、商業施設などあらゆるシーンで使用いただけます。