天然木ならではの風合いを楽しむことができるダイニングテーブル
デンマークのデザイナー、Hans J. Wegner(ハンス J. ウェグナー)が1962年にデザインしたダイニングテーブル「CH327」。
こちらは、チークの天板とオークのフレームを組み合わせた仕様。チーク材は、1950年代から60年代にかけて、ウェグナーのミックスチェアに多く使っており、高い強度と安定性がある上に、経年変化によってグリーンやオレンジ、赤褐色へと優雅に変わる色合いが魅力です。また、世界中の森林の持続可能性を確保するために、FSC(森林管理協議会)認証木材を使用しています。
天板はテーブルの長さに合わせて木取りした材を使用しているため、木目が美しく見え、全体的にバランスの取れた印象を与えます。また、大きなダイニングテーブルを置いても圧迫感のないように、随所に工夫されています。天板は幕板から離すように取り付けられており、まるでフレームから浮いているかのよう。余白をつけることで、軽やかな印象になっています。さらに、脚は天板の内側に入っているおり、スッキリとした見た目に。他にも、先端に向かって細くなっていく丸みを帯びた脚など、細かいところまで使い手のことを考えられたデザインになっています。