大小の半球が織りなす、優しい明かり
デンマークを代表するデザイナー、Verner Panton(ヴェルナー・パントン)が、1968年に発表した照明「Flowerpot Lamp(フラワーポット・ランプ)」。オリジナルはLouis Poulsen(ルイス・ポールセン)、現在は&Tradition(アンド・トラディション)より販売されています。"フラワーポット"という名前は、1960年代後半にベトナム反戦を訴えた「フラワーパワー運動(武器ではなく花を)」にちなんで名付けられたもので、"照明のフォルクスワーゲン"と呼ばれるほどのベストセラーとなりました。
こちらは、デスク回りにも使えるテーブルランプ仕様です。
向かい合った大小の半球が特徴的なデザイン。明かりをつけると、小さな半球が受け止めて反射し、白く塗装された大きな半球を通して光を放ちます。空間を明るく包み込むだけでなく、直接的に電球の光を見ることがないので、不快な眩しさ(グレア)を感じさせません。 シンプルなホワイトカラーはどんな空間にも馴染みやすいため、自宅のリビングから公共施設やオフィスまで幅広く活躍します。