美しく心地よい、プルーヴェ初期の名作
デザイナーであり建築家のJean Prouvé(ジャン・プルーヴェ)が1930年に発表したラウンジチェア「Cité(シテ)」。ナンシーの大学都市の学生寮のためにデザインされた“プルーヴェの初期の名作”です。プルーヴェ自身も自宅のリビングで使用していたようで、愛着のある作品であることがわかります。
角度のついたスチールフレームに革のベルトを渡してアームレストにした、斬新なアイディアが魅力です。ベルトは調節ができるので、使っていくうちに革が伸びてしまっても張り具合を調整することができ、長く愛用いただけます。また、革の色味は、時間の経過と共に味わい深く変化していきます。革特有の育てる楽しみのあるチェアです。細身のフレームとすっきりとした座面を組み合わせたデザインは、空間に圧迫感を与えません。
程よく角度がつけられていることで、体をあずけるように快適に座ることができます。くつろぎ時間をより充実したものにしてくれる、美しく心地よい名作です。
“アトリエ ジャン・プルーヴェ”で使われていたカラーを含んだ新色が登場
2022年9月より、ジャン・プルーヴェの製品のフレームカラーがリニューアルしました。定番の「ディープブラック」「ジャパニーズレッド」「ブランコロンブ(※ エクリュより改名)」に加えて、ジャン・プルーヴェの工場“アトリエ ジャン・プルーヴェ”で使用されていたカラーを含む新色として、「ブルーマルクール」「ブレヴェール」「ブルーディナスティ」「グリフェルメール」の4色が新たに加わりました。また、背座は「Tress」「Leather Premium」「Leather Premiun F」の3種類が加わりました。
オフィスのミーティングルーム用に同色で揃えたり、自宅では家族で色分けすることもできます。お気に入りの組み合わせを見つけてください。