人間工学に基づいて作られた、プルーヴェの名作スツールがオーク材で復刻
デザイナー兼建築家のJean Prouve(ジャン・プルーヴェ)が1951年に発表した「Tabouret N°307(タブレ 307)」。ジャン・プルーヴェは、1950年代初めに数多くのスツールをデザインしており、固有名称ではなく製品番号で呼ばれていました。このタブレ(=スツール)307も、その中のひとつです。
人間工学に基づき、中心部分に窪みを持たせた、滑らかな曲線を描く座面部分が特徴的。この座面は同時期にプルーヴェが設計したAix-Marseille University(エクス・マルセイユ大学)の講義室用にデザインした「BERGÈRE CHAIR(ベルジュールチェア)」にも使用されています。元々は型押しされたアルミニウムシートで作られていましたが、今回はオークの無垢材を使用したかたちで復刻されました。木材とスチールの異素材を組み合わせた作品を数多く発表しているプルーヴェらしさを感じられる仕様になっています。
バリエーションは、「ナチュラルオーク×ブランコロンブ」と「ダークオーク×ディープブラック」の2種類です。